元二次オタ潤担の戯れ言

元二次・声オタの人が嵐を好きになったという備忘録

嵐のドラマとか映画みた感想メモ⑤

※天使まつもとじゅんさんの担当です

自分の直感に従って見てきた順なので作品順はめちゃくちゃです。ネタバレしかない。

今回は以下
永遠のニシパ→青の炎→今日の日はさようなら→ナラタージュ硫黄島からの手紙



▼永遠のニシパ
シンプルに時間が足りてません!!!!!!!!!!!

いやもう何て言うか、潤くんに凄まじくハマる役柄だったなと。熱さとか、等しくみる視線とか、たくさんの学びを得ていく姿勢とか。
色々インタビュー踏まえて見たっていうこともあるとは思うんですけど、このために香川さんに相談して日舞やってとか、うっ……好き……。香川さんというのがまた人との繋がりを大事にする潤くんの……好きだーーーーー!

作品としてはもう本当に時間が足りてない。各年代で絶対もっと掘り下げられました……!いや北海道のあの大自然で大河レベルのロケはやってられないのかもしれないんですけど。
うーーーんやっぱ大河、アリですね!ぜひやっていただきたい。

でもね、リセとのシーン、どこをとっても「あーラブストーリーがやっぱ天才的に上手いんだなぁ」と思ってしまいましたね。セリフだけならそんなに露骨にラブシーンという感じにはなっていないのに(大切な人だということは言ってますけど)、その表情が、目線が、相対の仕方がストレートに伝えてきてるというか。
リセは元から素敵な女性でしたが、そこに相乗された魅力が乗っかるんですよね、二人きりで話してるシーンって。ヒロインを魅力的に輝かせるお芝居が上手いのだと思います。
特に夜に話してるシーンはほんとに、つくづく思いました……!

メインがラブストーリーってところではなく、メイン熱い感じでちょっとそういうシーンが入ってると尚更映えるので、ぜひまたこんな作品をやってほしいですね!して是非長期作品を!!!


▼青の炎
激重かずなりシリーズのスタート且つ帰結って感じです。終わってんじゃねぇかって感じですが、他の作品みてもここが終着地点になりそうな、そんな作品でした。

キネマ旬報さんがスクリーンでフィルムでみせてくれるというので観に行ってきたぜ!だってこのタイミングじゃないと自分ではあと5年は手に取らねぇなって気しかしなかったんで……。

重いし救われないし体調悪いときに見たらさらに具合悪くなりそうな作品。
しっかりしているようでそうでないというか、言ってることとやってしまったことが解離しているというか。
いや本当に難しい作品です。色んな分岐点の可能性があって、でも多分それはもう大人になってしまった自分だから見えて感じるところであって。観終わってしまえばそう思えるんだけど、観てる間はあの若くて華奢な身体と顔つきで必死に駆けてる危うさみたいなものに引き込まれてしまう。
20代は大体同じ顔してるから分からないけど19の頃のニノちゃんでしたっけ。まだ未成年であって、それ故の経験値のお芝居であって……っていうところはあの作品には必要だったのだと思います。

あの年齢でああいう作品を蜷川さんとやれていることの大きさですよね。にのみやくんの作品は重いよ~~って言うことがやっぱ多いですけど、これが出来る役者で、それがアイドルである凄さですよね。だって二宮和也が出てなければ絶対に観ない人が沢山いるんですよ。私もそうですけど。二宮和也が出てるからタイトルを知ってるし、観に行ったんです。たまたま劇場で流してくれるってことならね!と。

汗のかく夏にこびりついて離れない作品という感じでした。
ところでやっぱ若い頃のにのみやくんは体力担当なんです?めちゃくちゃチャリ漕いでましたね。南くんで延々走るの思い出しましたよ。
思えばなんか、多いな夏が……妹が幼なじみになったスタンドアップも夏だし検察側もだし夏だな……!


▼今日の日はさようなら
まず大野智の普通極めた青年ビジュが最高オブ最高。なにあのナチュラルヘアー最高じゃん!?

それはそれとして、ド頭から泣きっぱなしですよね。あんないきなり血吐き出すなんて聞いてない……
思い出すだけでしんどくてもうみたくないツラい!って感じなんですけど、でもいいんですよねお芝居ホント……!
大野さんってやっぱちょっと1つキャラクターのっかってるというか、ドストレートな普通の青年てないじゃないですか。コメディかパンチあるキャラかっていう。その大野さんのナチュラルな感じが堪らなく良くてもう一度見たくなってしまう。
山田くんもぬぼーっとした感じよかったですしね(私の中の山田くんは最近のなんか面白いことになってる役なので)

んんんんいやほんと家族とか自分の身体のこととか凄い考えちゃってツラいんですけど、でもみたい!私はこの大野智がめちゃくちゃ好きでした!!!!!!!!
あんまり反芻すると泣き出しそうなのでやめておきますが、私はこの大野智が好きだという主張だけ声を大にして言いたい。再放送ありがとう。


ナラタージュ
はーやまぁぁぁぁぁーーーーーなんだアイツは、というのが映画観てる間ずっと頭に駆け巡っていた

松本潤史上最高に弱そうなんですけど、まぁなんていうかもだもだもだもだするしあんな男にフラフラしちゃう泉も泉なんだけどあの時期に自分を救った人間てやっぱ強いだろうしなぁとか。お前は救われるな葉山大人だろ!って感じですけど(葉山先生に厳しい)
卒業式の日が最低すぎてなにも許せなかったな……あんなん呪いだ……

これ何を視点に見るかで結構変わりそうなんですけど、語りが泉な時点で泉には寄りますし、でも主演が松本潤である以上あれは葉山先生の話なんですよね。
ズルい男だよ。あと泉の周りなんでまともな男おらんねんってなるじゃないですか。おのくんも別れて正解そうな男だし、こうして泉サイドで庇いたくなる気持ちが生まれていく。葉山先生吹っ切るためなのは褒められたものでもないだろうけども。

潤くんは目がやっぱりズルいなと思いました。印象的に撮られてるっていうのは勿論あると思いますが、それにしても凄く頭に残るというか。
それから声も。ちょっとボソボソっとしゃべっても低音が響いてていいんですよね。深山くんとか駿太郎とかとしては絶対にない声色が心地好かったです。
あとあのラスト辺りのシーン見ながら背中が綺麗!肌が真っ白ちょっとふわふわ!なんていう完全見当違いの感想抱くのは多分間違ってる。でも良かったね、なんて言える濡れ場でもないし、もはや無ですよね。ていうか基本100%可愛いと思っている潤くんの濡れ場をどういう顔して見ればいいのかわからない(?)ふわふわまっちろお肌を堪能するぐらいしか思えることがなかった……。

葉山先生のことボロクソ言ってますけど潤くんがやる意味はある役だったな、と。アンニュイな何考えてるのかわからん表情と、少しだけのっかる感情の色とがあの美しい顔に映える映える。頭に残りますし。事後の残り香みたいな感じですよねそういう映画ですけど。
ガチガチに恋愛モノっていうよりは、メンタル弱い人間依存度の高い人間たちの話って感じで思ってたよりは砂糖吐きそうな感じにはならなかったです(どういうこと)

それに身近にいたらああいうの引っ掛かりたくなくても引っ掛かるときは引っ掛かるんでしょうね……ダメンズウォーカー御用達(ダメンズウォーカーってもはや死語か?)

葉山先生「だめ?」
\ダメじゃない!!/


硫黄島からの手紙
もう二宮和也がこわい!!!!!!!

この作品、メインどころとはいえ渡辺謙さんの周りを固める役者の一人だと思ってたんですよ。そしたら最初に話し始めるし最後まで生き残ってるし。W主演なのかこれは……?しかもそもそもはこの役を受けに行ってないっていうんだから末恐ろしい……。
でも役柄的にはオーディションで一番セリフないところをやってきたっていうのが合ってたんだな、と。でもこれを勝ち取ってしまう感性と強さですよね。

奇しくも8月15日に観たんですが、普通にキツいですよね。これが現実なんだと思い知らされるというか。前にも流星とかで書いたんですけど、にのみやくんのお芝居って現実に存在してそう感が凄いじゃないですか。そんなドラマチックなことは現実ないんですけど、それを近いところに引っ張ってくるというか。
そしてこの作品はずっと泣くって感じではなかったんですけど、唯一彼が泣くところに引っ張られました。同じタイミングで涙を流させるような感情の持っていき方をされるんですよね。お芝居だけでなく演出とかも勿論関係あるとは思いますが。

もうやっぱ青の炎と同じになっちゃうんですけど、こういう作品をあの年齢で経験出来たことって絶対的に他の役者と違うじゃないですか。でもこれを全部嵐のためだと、嵐に還元出来るからやるのだということとか、これの撮影中も嵐が出てたバラエティー全部見てたとか色々と考えるだけでラストのKAZUNARI NINOMIYAが感慨深すぎて。
これからもこういう色んな作品を嵐のためにやっていくんだろうなと思います……!泣けてきた。



次また作品みられるのはいつだろう……って。
とりあえず次は木更津キャッツアイがみたいです