元二次オタ潤担の戯れ言

元二次・声オタの人が嵐を好きになったという備忘録

映画99.9 小ネタ・感想(ネタバレあり)

※潤担による独断と偏見に基づく感想

余計な感想なしで小ネタメモだけみたい方は▽だけどうぞ
ストーリー進行順


▼映画公開ありがとう!!
公式のSNSも上手くて本当に映画まで高めてもらいました。
ありがとう!そして公開おめでとう!


▼特別映像
出てくるときめっちゃきゃわ。階段やってる。
そのあと花ちゃんの後ろ回るのも好き。
3.2.1スタートって言ったら始まります的なネタはよくあるヤツですが、SPドラマで穂乃果にやってた部分踏まえると深山先生っぽさがあって良いフリ。
初回上映では結構笑いが起きてましたね。


▽最初の事件の地名
不里崖→ふりかけ
恩座雷須海岸→オンザライス
芽岸館→メキシカン
玉后崖→たまごかけ(※)
雲尾橋→?
伊凧町→?
納塔崖→なっとうがけ
(※)は教えていただきました!

▽人の名前
東野→被害者
加賀→加害者
三田→見た
すごい分かりやすい名前

▽熊本
肥後もっこす居酒屋
鉄喜刺寿(テキサス)
店員さんが太陽にほえろのテキサス(教えていただきました)
⇒お客さんはみんな太陽にほえろ

s1s2見返したら「なんじゃあこりゃあ!」って明石さんが結構言っていたので、それありきで映画に呼んだのかもしれませんね!


▽加賀
・R-指定さんが加賀をやっていたので冒頭で穂乃果が韻を踏んでいた。
・「天と地だ。生と死がかかってんだよ」
→かかってんだよ、は言葉がかかってるというのとダブルミーニング


▼明石さん
再現ドラマやるにしても穂乃果を襲う理由が「深山の相棒ポジションはやらん」なので愛が強い!
それなのに深山先生ときたら「そんな理由」ってバッサリいっちゃってるから可哀想すぎる。
熊本で穂乃果においていかれたときも歩道橋の上で「みやま……!」って言ってる気がする。愛が重い。

▼深山くんの運動神経
岩場をひょいひょい降りてこれなくて「時間かかってんな!」って明石さんにつっこまれてて可愛い。
SPドラマでもヘロヘロ走ってたし、s1で丹下団平さんも運動神経いいらしい明石さんに追いかけさせてるし、荷物も大体持たせてるから料理以外なにも出来ないかもしれない。
お父さんはラグビーやってたのになぁ(笑)


▼鉄喜刺寿で
・相変わらず調味料の箱が開けられない。SPドラマもだけどs1に比べて下手になってません?
・黒ニンニク胡麻酸っぱソースどんな味?
・店員さんも「あーあー」ってなってるのに勧められたら食べちゃうのか

▼穂乃果の笑い
深山くんのギャグのあとに一回固まってから反応してる辺り、別に面白くてオヤジギャグに笑ってるわけではない。
そして明石さんの「それホントに面白いと思ってる?」ってセリフからしても、穂乃果は別にオヤジギャグ自体は面白いわけでもなんでもなく、ただドン滑る深山師匠をフォローしたいという無理やりの笑いっていうとこが良い!
今までのドン引きヒロインと違い、慕ってるヒロインらしい反応

▼丸川さん
東京地検に復帰おめでとう!
つけられてないか丸川さんに訊ねられて一応見回してはくれる深山くん。すぐ隣にいくけど。
丸川さんとは現状どんな関係なのか?
頼まれてないけど話聞かされる関係……?友達?(笑)
しかもラストの事実解明シーン直前で名前出てきたってことは、注目の天華村事件の当時警察が押収した樽引っ張りだしてくれたの丸川さんっぽいし、本当にすっかり信用出来る検察に。

どこまで意図的かわかりませんが、弁護士深山と検察丸川はSPドラマの弁護士南雲と検察岩城との対比としても機能している気がします。
丸川さんに関しては別に担当事件で深山くんと組んでいたわけでもないですが、検察が弁護士に手を貸しているという意味合いにおいては似てますね。


▼法廷シーン
進め方の上手さ本当にピカイチだなと!
振る舞いもどんどん上手くなっている気がしますし、畳み掛け方がたまりません。
三田に証言を変えられても「そうですか」ってスンと返し追い詰めていく感じがテンポのよさもあって爽快です。
「絶対に不可能なんです」の王手感があり、そのあとに「以上です」ってスッと席に戻っていく。緩急がたまりませんね。

ところであの裁判長の役者さん誰でしたっけ
「どうぞ」が良かった


▼南雲さんについての深山先生
「正当防衛は立証できた」と言いきる深山先生の強さ大好きです!
それはおいておいて、ここで南雲先生にいいように利用されたとわかった深山先生が笑った理由について少し。
ノベライズが出て正解が出るのかはわかんないですが、個人的に考えたこととしては、
「南雲先生のおかげでわかった事実があったこと」
「南雲先生は事実を見抜いていたんではないかと深山先生は考えたこと」
冤罪が生まれることに対しては勿論厳しいけど、今回の場合は違った。
深山先生は自分が利用されようがなんだろうが「事実がわかること」に拘っているから、それで良かったということなのかなと。

佐田先生の胸ポケットに飴ちゃんのゴミを入れるのはやめよう!


▽空港
・南雲先生側にカメラ振ったときにタンクトップでカーゴパンツで銃持って警戒(?)しながらウロウロしてるヤツがいるんですけど、アイツなんですか!?
・週刊ブローズ→ウルトラマンの怪獣?

▼南雲さんの嘘
最後の「嘘で人は救えない」という斑目さんの言葉に繋がる嘘その1。
エリに対して本当の父親のことを誤魔化そうとする嘘


▼▼天華村の事件とエリの境遇きいた深山大翔
基本的に深山大翔はシリアス面では怒りの感情以外があまり表に出てこない人間。
「獄中死」という部分にわずかに変わる表情は、s2で事実が判明してからも囚われているなと感じさせる場面。
これはのちに川上との対峙シーンにも繋がるポイントだと思いました。
「獄中死」の単語が出たところの深山くんは目にハイライトない感じがたまらなかったです。


▼佐田先生の役割
今まで彩乃や舞子も受け持ってきたシリアスな部分を穂乃果が受け持っていないので、佐田先生がより抱えているように思えました。
さらに、今回の映画でいうならば弁護士としての役割よりは「父親」という枠組みでの比重が高かったんじゃないでしょうか?
これも後述でそうだと思ったポイントを出します。
エリに助けを求められるシーンにおいて「弁護士の父親(佐田)」と「弁護士の父親(南雲)」という深山には絶対に担えない役割が際立っていました!


▼川上さん
一審の裁判長が川上さんになってましたが、裁判所が「前橋地方裁判所」になってました。
これは川上さんが既にエリート街道外れて飛ばされてるときの裁判所なんでしょうか?
15年前というタイミングだと栄転という名の左遷されている頃合いと考えてもおかしくないかも。


▼南雲事務所の深山
他人の家で勝手にお茶淹れて「どうぞ」
自由

▼人を殺そうと思ってる人間
「これから人を殺そうと思ってる人がから揚げを美味しく揚げようなんて思いますかね?」
みたいなセリフ、s2の1話で佐田先生が「人を殺してきた直後にオヤジギャグなんか言えるか?」みたいなセリフと少し重なるところがありました。




▽天華村のネタ
天華一葡萄会からしドラゴンボール全振り

・屋台の名前
元気からあげ→元気玉
ベジ~タブル○○→ベジータ
クリ○○甘栗?→クリリン(深山手元のファイル一瞬すぎて曖昧)
餃子と天津飯チャオズ天津飯

再現時のからあげには「オラに○○わけてくれ!」の文言も見える


・ゼッケンの名前(順不同)
五坂→悟飯(※)
下呂ドクター・ゲロ(※)
虎楠→トランクス
栗林→クリリン
上原→?
半→パン(※)
八日出→バビディ(※)
美々出→ビビディ(※)
御殿→悟天
智々→チチ
荒玲→アラレ(※)
布有→ブウ?プーアル?(※)
飛小路→ピッコロ(※)
大桃→タオパイパイ(※)
亀田→亀仙人
那葉→ナッパ
後宮→悟空?
西野→サイヤ(※)
辺寺田→ベジータ(※)
冷田→?
八城→ヤジロベー(※)
高坂→?
後寺田→ゴジータ(※)
田手→デンデ(※)
八尾津→チャオズ
井谷俊→?
大津→タイツ(※)
佐丹→サタン
入座→フリーザ
宇崘→ウーロン
尾照→ビーデル(※)
振間→ブルマ(※)
西房→セル(※)さいぼう→細胞→セル

怪しいのもありますがこんな感じ
(誰かに教えてもらって判明したら修正しときます)
(※)は元ネタ教えてもらったもの

重盛、太田、山田くんは抜いてます。
山田くんだけ「山田くん」のゼッケンだった理由はなんでしょう?笑点の山田くんなのかなぁとか……


ドラゴンボール
度々オレンジのボールが登場しますが、あれはドラゴンボールです

①村に最初に来たとき穂乃果が拾い上げる
②③守が深山たちを引き留め話をするときに後ろで明石さんが拾い上げてる
④最初の再現で村長代役の明石さんが鏡割りする直前に樽の上に何故か乗ってて捨てる
⑤守が芽を摘んでて「休憩しよう」と声をかけられるところ
⑥守から穂乃果に電話があって場面転換するBGオンリー
⑦最後の再現前にトラックを案内する明石さんの足元に7コ

回想でケイタが持ってるものは含んでません。
事実が判明して願いが叶う直前に7コ揃ってるの何とも言えませんね。
南雲の願いでは良い結末だったものの、守の願いではツラい結末でした。


▼ガレージでの深山先生
時々小学生。SPドラマでは「幼稚園じゃないんだから!」と言われるし、赤ちゃんすぎる。かわいい。
「再現楽しいですよー!」って誘い文句も小学生。再現楽しいんだ……。
そしてここのシーン、深山先生も穂乃果も赤ちゃんなのに佐田先生いないから保護者役を明石さんがやってますね。
手のかかる子増えて大変

▼佐田先生の家
深山先生へのストレスで海にいってしまったのでは??

▼スーパーセイヤジー
スーパーサイヤ人のわかりやすさが酷い。
アメリカに彩乃がいることをちゃんと覚えていて、彩乃と中塚さんが友達ぢということもちゃんと覚えてる深山先生、いいよね。
人の名前はすぐに覚えられないけど、何をしていてどういう人なのかは覚えてる。

▼予告にもあったリモートのくだり
赤ちゃん



▼▼南雲が斑目事務所に
最初何かの新しい事実を話してくれるのかと思って深山先生は席についたと思われるのに、それが南雲(とエリ)の身の上話だと察した瞬間に直ぐに逃げ出して背中を向けるところ、シリーズ頭からほぼずっとこんな感じ。
薬品のノートなんか持って帰ってきてから時間あったのにあそこで読み出す(そこで量のことにも思い至るけど)

更家さんの話が出たときに一瞬反応するも、質問しなかった理由が虚偽の申告をさせようとして出来なかった話だと察して目を背ける。
これ、更家さんも「山本さんへの恩義」という愛情が理由だったからかもしれないと思ってます。
口に出される人の愛情とか好意というものから逃げちゃうところありますよね、深山先生。

このシーンの最後で深山先生はイビキかいて寝る、という形になってますが、そのイビキかきだす直前の深山先生のカットでは睫毛が上下に動いててまばたきしてるんですよ。
(潤くんの長すぎる睫毛じゃなかったら絶対わからん……)
あの一瞬で寝落ちたのか、狸寝入りだったのかは微妙なラインです(口開けて寝てるし)
でも少なくとも南雲さんの話はほぼ全部聞いてるんですよ、深山先生。

獄中死とか守れなかった後悔とか、深山先生にはずっとグサグサ刺さってるのかもしれません。



▼山田くんは何?
最初に山本ワイナリーに行ったとき、空の薬品ケースを見つけた人(これは虚偽)、山田くんが毎回目撃係です。
(守たちが使った空き瓶見つけたのも山田くん?)
「はい!」「いい返事」とかもですが、これは元ネタがあるのか何なのか!
「山田くん」という「くん」付きのゼッケンも含めて気になるところです。


▼▼再審請求を起こすぞ
今回の佐田先生、弁護士よりも父親としての配分が大きかった気がしたのはここです。
確かに検察側の主張は崩れていたものの、まだ事実がわかっていないのに無理に再審請求を押し進めたのは「エリさんが誹謗中傷に苦しんでる」という“父親”的な部分が大きかった。
これで依頼人であるエリさんの利益……といういつものような弁を述べていたら弁護士的な意見だったかもしれませんが。

s2の最終話をみると再審請求はそれなりの確固たる根拠がないと受諾されません。特に今回は一審の判決が川上さんだとわかっている。
それなのに佐田先生が焦ったのは父親として。
佐田先生は弁護士としてならやり手の一面もありますが、父親としては娘の誕生日も忘れるダメダメな父親です。
その部分が出てしまった結果が、間違った方向に進むということだったのかなと解釈しました。



▼大友さんに反応する深山先生
検事を辞めたことを知っても、思うところは未だにあって、その人が出張ってきたことに反応はするんだなと。
でも会見の内容を把握した上で、「この人は弁護士側に今は立ってる」という認識をしたら冷静に受け止めた。
許す許さないとかではないものの、感情的に判断することはないというところが深山くんの強さですね。

それからここ、穂乃果が深山先生の父親の事件を知らないという当たり前の部分が出てくるんですが、ヒロインとしては弁護士として一応並び立っていた彩乃と舞子しか知らないんだな、と。

▽絶交される佐田先生
「絶交だ!」
「友達ですよねー!」
「ぜっこーーーーう!」
「万博いこうって約束したじゃないですか」
二十世紀少年のネタらしいです
(ちゃんと観たことないからわかりません!)

ヨシツネ自動車のヨシツネは香川さんの役名がヨシツネだったんですね!
ちなみにここ「ぜっこーーーーう!」って叫んだおじい様のところ、佐田先生の後ろで落合さんが笑ってますがあれは多分アドリブで素です。



▼▼▼川上と深山
重たいシーンでした。あの深山大翔を演じきった潤くんに拍手。

深山くんが川上さんに会いにいったのは一審の裁判長だった以外にないでしょう。
「で、何の用ですか?」という声の冷たさからいって川上さんのことをかなり嫌いなのは間違いないでしょう。
s1の大友さんs2の川上さんと怒りの感情をみせていたことは何度かありましたが、あの嫌悪感含んだ冷たい声は初めてでしたね。

対峙の構図について。
「裁判官の気持ちになったことがあるか」と問われて深山くんは鼻で笑うかのような笑いをしますよね。
これ逆の問いをしなかっただけで「あなたはこちら側に立ったことあります?」という感覚を受けました。
川上さんはどこまでも「裁判官側」にしかいないし、深山くんはいつだって「判決を受ける側(被告人)」の立場ということそのものでした。

さらに、カメラを引いてみると明暗がハッキリと分かれています。
川上さんはのしあがるために色々やってきたにも関わらず法の上では何にもない光の当たる人間で、深山大翔は父親が死刑判決を受け再審請求も出来なかった暗い方にいる。
法の上では深山大翔は死刑判決を受けた犯罪者の息子のままなんですよね。

「変わらんなぁ」と川上さんが最後に言いますが、もちろんそれは深山くん本人の性格や資質を指してのものだということは前提で、深山くん本人の立場もこの先ずっと変わらないんですよね。

ここのシーンは幼い頃から判決を受ける側に居ざるを得なかった深山大翔の重みが感じられる、良いシーンでした。
この重みがあるから深山くんが他のシーンで幼児やっててもよいのだと思ってます。

個人的にs1の深山くんが起訴された回で「自前の調味料を出すと大抵の人間には引かれます」みたいに、自分で自分の行動が引かれてることを理解してるの大好きなんですよね。
自分の常識が他人の非常識なこともわかっているし。
深山くんが魅力的にうつる要素の1つだと思ってます。

あとこれはs1から見返す必要あるんですが、深山くんが「僕たち」になったのはいつ頃からでしたっけ。
佐田先生が先走ったことひっくるめて「僕たちは間違った」って背負う感覚がいつからの感覚なのか気になりました。
深山先生は成長しないキャラですが、人との関係性はちゃんと進むんですよね。



▼▼▼南雲と深山と板東
いとこんち入って直ぐ南雲がいてちょっと目を見開く深山くん可愛いね♡

ここも川上さんとのシーンに引き続いて重いシーンですよね。予告でも使われてたカットが美人すぎて怖い。

ここのシーンは板東さんが説明してくれたことそのものがそのまま、というシーンではあります。
そもそも深山はエリと同じ立場であり、むしろ南雲は板東のポジションに近いでしょう。

深山くんは引き取られて直ぐは無口だったとs2で明かされています。
「再審請求が出来ないとわかった」のは深山くんが一体何歳のタイミングの話だったのかはわかりませんが、板東さんが「見てられなかった」ということは塞ぎ込んだか荒れたか、いずれにしろ板東家に愛情を注がれて明るくなってきて、ある程度法律のことが理解出来る年齢だったのではないかと思いました。

法律をわかっている弁護士という立場の南雲が、まだ法律上救えるというのに諦めようとしていることが深山には理解しがたかった。
娘のエリと対比ポジションにいる深山に言われたことは南雲にとってかなり大きかった。

深山くんにとってより、南雲さんにとって重要なシーンだった。それは板東がそこにいて深山の境遇を説明してくれることも含めて、だと思ってます。

私としては深山くんの人格及び振る舞いの形成の過程がますます気になるシーンになりましたね!



▼大友さん
辞め検として弁護士事務所にいたのか、そもそもあの場限りで弁護士バッチをつけたのかは定かではありませんが、すっかり深山くんのお父さんポジ増えちゃったな……!
斑目さんよりは全然遠いですが、それでも自分が傷つけてしまった“子ども”という目線ではあるんじゃないでしょうか。
(斑目さんの中では深山くんはずっと“大介の子ども”だという認識です)

「彼らしい」はそういう気持ちから出ているんじゃないかと。


▼おかえり彩乃!
颯爽と現れた彩乃かっこよすぎましたね。
そして裁判官に戻った舞子と違って、彩乃はどこまでも弁護士サイドでした。
いとこんちお料理シーンにまでいると思わなくて、めちゃめちゃ激アツでしたが、謎解きお料理シーンにまでいたのは彩乃が弁護士サイドにいるからかなーなんて思いました。

穂乃果がフォローのパー子笑いをお届けする中、点数をつけてくれて大感謝。
佐田先生も笑って穂乃果も笑ってたら彩乃と明石さんくらいしか点数つけてくれないよ!!

「深山先生の彼女?年下が好きだったんだ」の適当さと、それに真顔で顔あげる深山先生面白すぎました。
深山くんちょいちょい歴代ヒロインが彼女なのかとか突っ込まれるけど、深山くんに彼女いる想像まったくつかないから周りの感覚もどうかしてる。


▽いとこんち
・彩乃たちの席の奥、すごいカメラの画角に入りやすい位置に
徳川家康
「勝って兜の緒を締めよ」
(赤坂のいとこんち再現はあちこちに家康がいて、これ今回足されました?w)

・おすすめメニュー
「もうすぐクライマックス」

▼謎解き
本気でうるさそうな深山先生かわいいね

穂乃果はあの騒がしい状況を静かにさせてくれるので結構いい役割な気がします。
パー子笑いはヤバイけど

佐田先生の「かかってんじゃん!」は観る回によって笑われたり全く笑われなかったりするので面白ポイントです。



▼▼▼深山、守、南雲の言葉
事実がわかって村の人に南雲が激昂するシーン。
ここは何回みても泣いてしまいます。

南雲の言葉は深山大翔の状況そのものなんですよね。
「残された娘(息子)は本当なら今でも実の両親と幸せに暮らしていた」

それがグサグサと刺さって毎回泣いてしまう。
天華村(検察)という組織の被害者だった。
今回の事件は深山くんのときと違って、殺意どころか守の好意が真相でしたが、組織ぐるみの隠蔽という意味ではやはり同じライン。

事実を明かした深山はさっさと樽の横に座ってしまいますが、あれはいつものようにある種の逃げだと思います。

しかも今回はエリのためを想う南雲と、守のためを想う村人の愛情ダブルパンチでした。
家族の愛情みたいなものから目を背けてしまう深山くんにはあまり居たくはない場所だったんじゃないかと。

「空が泣いてらぁ」
ここで深山くんは笑うんですが、ここでいう空は「天」という意味でもある……?
いつもは法廷でみがちな無罪判決が出たあとの嬉し泣きみたいなもので、山本さんの涙的なことなのかとか、色々思いました。
エリと山本さんを法で救えたことは、深山くんにとっては一つ本人にとって救いでもあったんじゃないかな、なんて思ってます。
再三言いますが、深山大介のことは大友さんとの間で解決しただけなんですよね……。

「空が泣いてらぁ」はもっと色んな意味合いがみられるんじゃないかと思ってます。
ノベライズで明かされちゃったらどうしよう!w



▼▼斑目さんと深山大翔
深山くんが斑目さんにお弁当作ってるところが、斑目さんは大介の代わりなんだなぁと思わせるシーンでした。
きっとこれからも深山くんを見守っていくのでしょう。

料理=事実
深山くんが丁寧に積み上げていって出来上がったもの

守のことを想うと、人を幸せにするだけではないということが深山先生に突きつけられた今回の事件。
いつもは悪意や殺意が事実によって暴かれる形となるので因果応報なわけですが、今回はそれは隠蔽した村の人たちにしか適応しません。
守に被害者5人+山本夫妻、エリの境遇を結果的に背負わせる形になったことに思うところはあったのでしょう。

ある一方にとっては良いことだけではなかったかもしれない。
それでも「嘘で人は救えない」とはその通りでした。

エリを守ろうと南雲さんがついた嘘もエリを幸せにはしなかったし、守(とケンタ)のために村の人がついた嘘も結局彼らは何かしらの要因で気付いてしまった。

誰かを想ってついた嘘も、事実にはならない。


斑目さんの孫
いやデカくなりすぎだから!!
誰か笑って劇場で!!5年くらいで日体大生にはならんやろ



▼佐田先生と南雲さん
ここが父親としてのこの2人の対比のピークだったと思ってます。
佐田先生ってこの作中で唯一成功してて何も欠けることのない後ろ暗いこともない幸せな家庭なんですよね。
南雲さんを引き留めて穂乃果と共に話しているとき、佐田先生の後ろには由紀子とかすみちゃんが立って待っててくれるんですよ。
誕生日を忘れたり結婚記念日を忘れたりするけど、それでも2人は佐田先生を待っててくれる。

そんな佐田先生が、エリにずっと負い目を感じていた南雲さんを本物の父親にまで引っ張りあげるシーンでもある気がしました。

家族の話としての99.9はこのコンサートが一番大きい気がしますね。

あと穂乃果が8ヶ条の8を言ってるときの佐田先生の表情がとてもいいです。ピンボケはしてますが!


▼▼▼お墓のシーン
ここ、手前のピアノのコンサートに出てくる人たちとの差が凄いんですよね。
コンサートに出てきた佐田一家と穂乃果と、何のてらいもなく真っ直ぐに他人に拍手が出来る人たち。南雲とエリも親子としてはこの先も幸せにやっていけるような未来がみえていました。

一方お墓のシーンでは、深山と守がお墓に入ってくる。
重いアンド重いコンビです……。
エリも「山本エリ」としては重いんですよ。でも彼女はお墓を出ていくし、南雲エリなんです。

ここはしかも板東の話を踏まえた上で見ると、つまり「救われなかった深山大翔」と「救われた深山大翔」が同居してるシーンなんですよね。

あーーーめっちゃ重い。
2人とも父親が獄中死していますが、法の上で救われたか救われなかったかは、やっぱり大きい。
(しかも大翔の母親は大翔おいて逃げてて、エリの母親は心労で亡くなったという差もある)


エリは守が父親の死の本当の原因になったと認識しているのかもわかりません。
そもそも何で深山くんは守に同行してくれたんでしょう?
山本さんに報告という意味もあったかもしれませんが、別に守に付いてきてあげる必要は別になかったはず。

斑目さんと話したときの「本当にそうですかねぇ……」っていう言葉。
守に何かしてあげたい気持ちもあったんでしょうか。
この深山くんの行動は考えてもなかなか自分の中での正解が見つかりません。
でも重要でかなり良い重みあるシーンだったことに間違いはなかった。

山本さんは自分の手で救うことが出来た父親なんですよね……。



▼川上さんが裁判官を辞めた
辞めたときいたときにも僅かに深山先生の表情変わってるんですよね。

大友さんも川上さんも、深山先生に直接何かを言うことはない。
だけどそれは、必ず伝聞でしか聞かない深山先生に何かしら影響を受けてるということなのかなと。
一審の裁判長としての責務ってだけではないと思うんですよね。

深山先生は裁判官嫌いでしたが、弁護士を経た舞子の考えはあれで尊重していると思うのです。
尊重しているからこそ、一緒に弁護士をやっていたときと同じからかい方だったんじゃなかろうかと。

穂乃果が戻ってきてもやってたのはただの幼児でしたがね!



▽刑事事件専門ルーム
・週刊ダウノ「清水かずき」
粋な計らいに泣きました。
99.9の世界で清水さんは生き続けているし、きっとまた深山先生に凸られているのでしょう。

・背表紙は「赤木運送」

・握手のはドラマシリーズのオマージュ?
ごめんなさい
ジャンケン
深山先生のお決まりってことなんですかね

・マタいつか
佐田先生が消してるホワイトボード
絶対!またいつか!!!



▼主題歌 嵐「Find The Answer」
黒バックに主題歌が流れて名前が上がっていくわけではなく、ドラマと同じように入れ込みで主題歌が流れているのたまりませんでした。
SPはDaylight、映画はFTA
嵐が休止している今「主題歌 嵐」この字面だけで幸せでしたね。

タイミングもまたよくて、佐田先生と深山先生の握手シーンに落ちサビの智潤パートが被ってくるのが良かったです。

「ただ一つの答え」
99.9に本当にピッタリで、予告でこの曲が流れてるちょっとした切なさにも合っていて、また好きになりました。

▼ナレーション
「このドラマは」を映画ドラマのドラマでなく物語という意味でのドラマに。
運昇さんの声が劇場に流れたこと、本当に嬉しかった。
清水かずきの名前もそうだけど、s1からの全部を大切に大切にしていてくれて嬉しいです。


▽「絶対に守ってほしい8ヶ条」
1.師匠が話しているときに邪魔をしてはいけない
5.刑事事件ルームが潰されそうになったときは潔く私(穂乃果)もここを辞める
7.佐田所長が師匠を困らせたときは即座におじい様に電話をする
8.諦めたら事実はみえない
(ドラマと映画まとめて)

8ヶ条の8を穂乃果に言い渡してる深山先生が良い!
残りの2~4、6も判明すると嬉しいですね




ダラダラと書き連ねました!
あと他に時計がみえてるシーンは時計の時間なんかもメモってたりしたんですが、気づいたときにやっただけなのでそのうち全部ちゃんと時間が判明したら追記しておきます。

99.9 刑事専門弁護士 ありがとう!!!